お座敷での接待で気をつけたい、和室のNGマナー
こんにちは
樋口智香子です。
年末から年始にかけて宴席のお誘いが多くなりますね。
先日は、接待の宴席を主催される方向けに接待の時の心の持ち方と事前準備のマナーをお伝えしました。
今回も、この時期にぜひ知っておいていただきたいマナーをお伝えします。
さて
接待での宴席といえば洋食よりも和食のイメージですね。
大人数の宴会なら、居酒屋のお座敷がポピュラーです。
実は、和室で気をつけたいNGがあるのをご存じですか?
居酒屋のお座敷とはいえ和室ですから、ぜひ押さえておきましょう。
和室のマナーを知っておくと、大切なお客様から一目置かれること然りです。
◆ 敷居を踏まない
子どもへのしつけとして「敷居を踏むとお父さんの頭が痛くなるよ」という地域があります。
敷居は当主の象徴とされており、そこを踏むのはとても失礼なこととされています。
また、敷居は柱とのつながりがあるため、家の建てつけが狂うという説もあります。
◆畳のへりをふまない
畳をふちどる布地を「へり」と言いますが、ヘリは踏んではいけません。
元来、畳のへりには高級な布地があしらわれ家紋を入れることも多かったことから、ここを踏むことはNGとされています。
◆席次を心得ておく
和室では床の間にいちばん近い席が上座です。
床の間が無い場合は和室の出入口からいちばん遠い奥の席が上座です。上座には主賓に座っていただくようにしましょう。
また、出入口からいちばん近い席は下座です。ここには世話役や招待する側のいちばん地位が低い人が座ります。
◆座布団は、勧められてから
個人宅の訪問など自分が招待された場合、座布団は「どうぞ」と勧められてからあてるのがマナーです。
居酒屋の個室など接待の席ではさほど気にすることはありませんが、念のため、和室の作法として覚えておきましょう。
和室でのマナーは他にもありますが、一例をご紹介しました。
宴席でも是非心がけてみてくださいね。
本日もお読みいただきありがとうございました。
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