愛されマナー 接客マナー・ビジネスマナー・新入社員研修|アカデミー・なないろスタイル 樋口智香子(千葉 銀座)

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宝物になった、一枚の寄せ書きの話

どんなものでも入れられる、宝箱があったら。

それは例えば、次元を超えた広がりを持っていて、物や、思い出や、大切な人までも入れておける箱だったとしたら。

わたしは間違いなく、この一枚の寄せ書きと、それにまつわる時間の数々を、大切にしまっておくのだと思います。

 

研修を承った企業の社員さまから、寄せ書きをいただきました。

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それは、写真や、イラストや、かわいい工夫がいっぱいで。

きっとみなさんで、手間ひまかけて作ってくださったことがわかる、心のこもった寄せ書きで、ひらいた途端に胸がいっぱいになりました。

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こちらの企業に出会ったのは、確か1年以上も前のこと。その地で開催された接客セミナーに、社員のみなさまが参加してくださったことをきっかけに、その後、大きなプロジェクトの一要員として、女性社員さまの研修部門を承ったのでした。

約4か月にわたる研修は、思い出がいっぱいです。

社員のみなさんの笑顔。いつも明るく楽しげに研修を受けてくださったけれど、時には涙し、時に悩み、ひとり一人が同じゴールに向けて、たくさんの努力を重ねたことと思います。

「近いうちに、プライベートで訪問に来ますね。」

そう約束をし、しばしのお別れをした研修最終日。

初夏の休日を利用して、あの日の約束を果たしに、表敬訪問してきました。

新緑の美しい、自然豊かな地です。

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山つつじが見事に咲いていました。

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そして、この豊かな自然と共に迎えてくれたのは、社員のみなさんのいちだんと輝く笑顔。

研修で見る表情とはまた違った、プロとしての姿がそこにありました。

ひとりのゲストとしておもてなしをしていただき、サービスをうけるうちに、心はすっかり顧客目線に戻り、その場を思いきり楽しみ、またすっかり、彼女たちのファンになってしまいました。

 

「お客様とコミュニケーションをとるのが楽しくなりました!」

「お客様から、話しかけてもらえるようになりました!」

「お客様と接するときに、自信が持てるようになりました!」

ひとり一人と会話をすると、口々にうれしい報告をしていただき、胸がいっぱいになりました。

 

みなさんとの出会い。当初の緊張した表情から、どうすれば、最大限にひとり一人の魅力を引きだせるかを考えた日々。研修の時間。みなさんの涙と笑顔。

そして、その全てがこめられたような、一枚の寄せ書き。

どれもが、私の宝物です。

 

これからも、一ファンとして、このすばらしい企業と、商品と、社員のみなさんのことを応援しつづけたいと思います。

本当にありがとうございました。

・・・

※接客研修のご案内

千葉県民が愛する!地域新聞社での接客マナーセミナー

私は、生粋の千葉県民です。

正確に言えば出生地は東京都なのですが、物心ついた頃には千葉県におりました。

大人になって資生堂美容部員として仕事をしていた頃は、千葉市、八千代市、佐倉市、船橋市、成田市、東金市、習志野市、市原市、茂原市、大網白里等々、千葉県北東部のほぼ全域を周りました。

独立をしてからは活動が全国に広がり、千葉でお仕事をする機会が以前より少なくなってしまったのですが、この度、素敵なご縁をいただきました!

千葉県民ならおなじみの情報誌といえば・・・”ちいき新聞”

その地域新聞社様主催で、接客マナーセミナーを開催させていただきました!

私自身、お家に届く地域新聞を楽しく読んでいたので、思い入れもたっぷり。

ゆるキャラ、”ちいきくん”とパチリすることもできました。

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全国各地それぞれに思い入れがありますが、千葉でのお仕事は安心感があるせいか、普段よりも少し緊張感がやわらぎ、リラックスしてお話ができました。

今回のテーマは「スタッフに伝えたい、お客様を夢中にさせる接客マナー」

パート、アルバイト社員を指導する経営者やリーダーのお役に立つよう「接客マナーの指導方法」という視点でお話をしました。

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4月という季節柄、新入社員の皆様も多数ご参加いただき、様々な視点から、うれしいご感想をたくさんいただきました!

*相手に好印象を与えるために、身だしなみ、声のトーン、言葉づかい等様々なコツがあることがわかりました。

*とてもわかりやすく、実践的に学べるのがよかった。

*身だしなみは、自分で気にしているつもりでもまだまだ改善の余地があると思った。

*接客に役立てていこうと思いました。

*細かい所作がわかって良かったです。

*”新丁寧語”(誤った敬語)は、他にどんなものがあるか知りたいと思った。

*新丁寧語を無意識につかってしまっているなと思った。

*言葉づかいの大切さを改めて知りました。

*身だしなみのお話は、聞いていて「耳が痛いな」と思うことがたくさんあった。

*会場の方々の挨拶や心遣いも参考にさせていただきたいと思いました。

指導方法はもちろんのこと、ご自身での振り返りで、気づきを得ていただいた点も多かったようです。

接客マナーの指導をする場合「なぜ、それをするのか」やってはいけないNG事項については「なぜ、いけないのか」。

理由とセットで覚えると、自分に落としこみができ、また、スタッフにも説得力をもって伝えられるようになります。

そのため、このセミナーでは「理由とセットで覚えること」を徹底しています。

なんとなく・・・で覚えてきた接客マナー、指導できるレベルまで学んでみませんか。

次回は、5月10日。指導者の方はもちろん、ご自身が接客マナーを身につけて、お客様から愛されるスタッフになりたい!という方も、ぜひお越しください。

↓ ↓ ↓

*スタッフに伝えたい、お客様を夢中にさせる接客マナー

 

 

DAF4(ドランク・アカデミー・フェス)に登壇しました!

「いつか、あのステージに立ちたい。」

そう思いながら、3か月前は客席で観ていたDAF(ドランク・アカデミー・フェス)。

2016年6月、早くもその夢、叶ってしまいました。

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セミナー型エンタテイメント、DAF

DAFは、ビジネス書&セミナーファン必見の、セミナー型エンタテイメント。各分野の専門家が、10分間という制限時間で「今、自分の伝えたい思い」を詰め込んだ白熱のトークを繰り広げます。

会場は、音響ドーン!照明バーン!のライブハウス。「ドランク」の名のごとく、出演者も観覧者も、お酒を飲みながら参加OKという前代未聞のセミナー・フェス。

このDAFを、初めて観たのは3月のこと。日頃、親交のある大好きな講師陣をはじめ、様々なジャンルの先生たちの圧倒的存在感とトークに、衝撃を受けたのでした。

「わたしも登壇してみたい。この笑顔の集合写真の中に入りたい。」

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思いは高まり、当日すぐに、主催者、超ブレイク塾の西澤一浩さんに猛アタックしました。

「私も出たいです!」と、興奮気味に熱い思いを伝えると、「そういう人、何人かいるから、一度トライアウトの場を設けようか」と西澤さん。

まずは、DAFへの登竜門「DAF NXT」に挑戦することになりました。

DAFに出場したい人のための登竜門、「DAF NXT」への出場

「オーディションのようなものではないし、優劣を競うものでもない。事前にみなさんが登壇する場になかなか出向けないし、出演希望の人とのお見合いのようなものです」

そんな説明を受けて、DAFNXTにチャレンジしたのは4月のこと。

本番に持っていきたい冒頭パフォーマンスのつかみネタ&スピーチ内容を用意しました。

当日は、既に何度もDAFに出ている、大谷更生さん、アンディ中村さんのフィードバックを受けられるという贅沢な場。

4名の挑戦者、全てトークを終え、どきどきしながら西澤さんのコメントを待つと・・・

「うん、いいんじゃないかな。せっかくだから、4人とも、年内にはやってもらいましょう!・・・いつお願いするかは、また連絡しますから」と。

 

めでたく、憧れの本選出場が決定したのでした!

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そして、本番へ・・・

念願のDAF当日。

もうね、緊張したの何のって!!!

今までの講師活動の中で、いちばん緊張しました!!

セミナー通の、お耳の肥えたお客様。
10分間という制限時間。
どこまで、コアメッセージを伝えられるか。

プレッシャーで、心臓ばくばくばくばく。

【山伏枠】の佐野先生と励ましあい
【健康枠】の大竹医師に脈を診てもらい

気合いで上がったステージは・・・

超・超・超、楽しかったです!

冒頭パフォーマンス。

毎年ライブに行くのを欠かさない、松田聖子さんの「赤いスイートピー」を、日本武道館さながらに、再現しました。(これがどうしてもやりたかったのも、DAFに出たかった理由のひとつ。笑)

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DAFファンの島香奈未さんが、応援うちわも作ってくださり、つかの間、アイドルになることもできました。

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肝心のスピーチ。

【接客枠】のお役を、やりきった感がありました。

何よりうれしかったのは、講師陣のみなさんが「良かったよ。」「上手だったよ。」って誉めてくださったこと。そう、普段、お話をする機会は多々あれど、登壇しているところをお目にかけることはほとんど無いのです。だから余計に、うれしかったな。

そして・・・エンディング。会場のエネルギーを受け、この瞬間がいちばん爽快でした!

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出演者の集合写真。今度は、自分がいるー!

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出演者・会場のお客様・スタッフのみなさん、全員で!!

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学びあり、爆笑あり、涙あり、6時間にわたるセミナーフェスは、こうして幕を閉じました。

私ね、このDAFが、もっともっと日本に広まればいいなと思います。世にセミナーはあふれかえっているけれど、セミナーの存在を知らない人、参加する機会の無い人、きっとたくさんいますよね。こうしたエンタテイメントが、学びの扉のきっかけになるといいなと思うのです。

次回のDAFは、9月11日(土)。また、みなさんにお会いできますように。夢のようなひとときを、ありがとうございました!

・・・

DAF4 ドランク・アカデミー・フェス

超ブレイク塾

 

これで良くなる!新入社員と先輩社員のコミュニケーション

新入社員研修のシーズンも後半。

企業に伺うと、昨年度、新人研修を受講してくださった社員の皆様に再会します。昨年の4月にお会いしたときとは、顔つきも雰囲気も全く違い、成長なさった姿に感動するばかりです。

さて、こうした先輩社員と新入社員。お互いに緊張を持って対面するのだと思いますが、いち早く打ち解けてもらうためには、どのようにするとよいと思いますか?

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先輩社員の成長ストーリーが、新入社員の心に響く

実は今年、ある企業で、新たな取り組みをいたしました。

2年目の先輩社員にも、新人研修に参加していただいたのです。

先輩社員には、あらかじめ以下のようなレポートを配布いたしました。

【先輩社員へのアンケート】

1 あなたがこの1年、仕事をしてきた中で、うれしかったことや、やりがいを感じたことは何ですか?

 

2 「失敗をした」と感じた経験はありますか?その経験から、何を学びましたか?

 

3 あなたの後輩となる新入社員に「これは、ぜひ伝えてあげたい!」と思う激励のメッセージをお書きください。

当日は、先輩社員の体験発表として、各自、このレポートを発表してもらいました。

まずは、うれしかったこと。

「仕事を任せてもらえるようになった!」
「自分が手がけた商品が世の中で売られているのを見た!」
「上司から質問をされるほど、知識が身についた!」

このような成果を、誇らしげに語ってくださいました。

次に「失敗をした」と思ったことと「失敗から学んだこと」

誰しも、ミスや失敗はあります。新人なら、なおのこと。各自、顔面蒼白になるほどの失敗談があるものの、そこから学んだこと、を強く語ってくださいました。

「小さなことでも、確認することが大事」
「話を聞いてくれた上司に感謝」
「わからないことがあったら、どんどん周りに聞くことが大事」
「ミスを防ぐための、新たなオペレーションを導入した」

これはもう、涙なしには聞けないストーリーばかり。

新入社員の皆様は、先輩の話に釘付けになり、熱心にメモをとっていました。

現場で汗した体験談ほど、新人社員の心に響くものは無い

新入社員にとっては、キラキラと輝く先輩たち。

成果の報告では「自分も1年後、責任ある仕事を任せられる喜びを味わえるのかもしれない!」という期待。

失敗談と、そこから学んだことの体験談では「あんなに立派に見える先輩たちにも、こんなストーリーがあるんだ」という気づき。「先輩の言葉に、”わからなければ相談すること”という言葉が何度も出てきたので、相談しやすい職場なんだと安心しました」という声もありました。

最後に、先輩から新人へのメッセージを伝えてもらいました。

私が特に心に残っているのは、「仕事は、何かひとつでも、自分が楽しいと思えることを見つけることが大事」という言葉。

新人の皆さんもきっと、自分に必要なメッセージを受けとったことでしょう。

先輩の体験発表の時間を設けたことで、新入社員との距離感は、ぐっと近づきました。

研修カリキュラムのヒントにしていただけたら、幸いです。

受講生が発言しやすい研修にする方法

武蔵府中法人会主催による、新入社員研修をお預かりいたしました。
IT企業、建設会社、フィットネスクラブから宗教法人まで、様々な職種の新入社員の方、また、中堅社員の方まで、幅広くご受講いただきました。

研修後のアンケートの中、ある受講者様から、印象的なひとことをいただきました。

(指名して解答を求めたときに)求めていた解答と違うものでも、明確に間違ってなければ否定をしないところが好印象でした。

「明確に間違っていなければ、否定をしない。」

この思い、わかってくださる受講者様がいるのだな、と感激。

研修の場を、「安心・安全な場」にする

研修中、私が心がけているのは「安心・安全な場をつくること」

受講生が発言しやすい雰囲気を作ることです。

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私の研修は、参加型。受講者様をバンバン指名して、発言していただきます。

このときに感じるのは、昨今の新入社員の傾向として「あなたは、どう思いますか?」と尋ねたときに、皆が皆、瞬時に正解を探そうとすることです。

間違ってはいけない。
正しい答えを言わなければいけない。

こんな思いでいっぱいになっているのを、表情から読みとることができます。

○×をつけられる教育を受けてきた私たち日本人にとって、ある意味仕方がないことなのかもしれません。

だからこそ研修中は

「どう思うか?をお尋ねします。正解を探そうとしなくてもいいですよ。ここは、安心安全な場。誰もみなさんを責めませんから。」

と、冒頭にお伝えします。

そして、受講者様からいただいた感想にあるように、万が一、求めている解答と違うものでも

「○○さんは、そう思ったのですね。」

と、一度、受けとめます。

「違います。」など、強く否定する言葉を使わないのです。

一度、受けとめた上で「実は、~なんですよ」と、正解をお伝えします。

受講者様が「そう思ったこと」を、一度受けいれ、それについてのジャッジをしない。

「You think so」のスタンス。

このステップを踏んで、伝えるべきことを伝える。

これが、私の心がけている受講生様とのコミュニケーションです。

研修の反復ができる、ビジネスマナーDVD講座

新入社員研修でお伝えしている内容を、DVDで学ぶことができます。

人数・時間・場所を選ばずに受講ができると好評です。

社員の接客力を高める!ビジネスマナーDVD講座

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