「優れた接客ができるためには、優れた接客を経験すること」
これは、常々大切にしている指針です。
ありがたいことに、この理念にぴったりの経験をさせていただきました。
「世界に伝えたい日本のエステティシャン20」選出セラピストであり、Globalセラピスト学院・学院長である宮武直子さんが主宰する、一流を体験するお食事会にお招きいただきました。
Globalセラピスト学院は、一流のセラピストとしての知識・技術・マインドをトータルで学べるスクールです。
参加者様は、それぞれがボディケアやフェイシャル、鍼灸や妊活、アロマケアや再生医療など、様々なアプローチでの美容と健康のプロフェショナルです。
宮武学長は、ご自身で経営するスパのセラピスト様はもちろんのこと、学院生の皆様にも、一流のサービスを経験する機会を提供なさっています。
この日も学びの一環として、最高峰のグランメゾン、オーベルジュ・ド・リル東京でのお食事会を主催されました。
オーベルジュ・ド・リルは、フランスのアルザスに本店があり、半世紀以上ミシュランの星を獲得しています。
お料理はもちろんのこと、空間・接客サービスまで、全てが超一流。白亜の建物、美しい曲線の螺旋階段、まばゆいシャンデリアと、いるだけで豊かな気持ちになれる場所です。
宮武学長が、素敵なエピソードをお話してくださいました。
東京に来てまもなくの頃、ある社長がこのレストランに連れてきてくださったそうです。
普通のお食事だと思ってご一緒したものの、来てみればこの雰囲気。しかも、まだあまりお話をしたことのない社長とのお席ということで、緊張感でいっぱいになってしまったそうです。
すると、その雰囲気を察したメートルディ(レストランの給仕の方)が、さりげなく話しかけ、気さくな会話で場を和ませてくださいました。
そのおかげで緊張がやわらいだ後には、終始、控えめな接客に転じ、これが一流のサービスなのかと感動したのだそうです。
とても素敵なお話。確かにこの日の接客も、さすがと思わせる点がたくさんありました。
・正装(モーニングコート)を着ての接客
・立ち居振る舞いがスマート
・お客様を急かさない、焦らせない、つかず離れずの心地よいサービス
・スマートフォンを床に落としてしまったとき、音だけで気づいて、さっと拾いに来てくれる
・化粧室利用の際は、螺旋階段の上まで優雅にエスコート
・写真撮影をお願いすると、立ち位置やバランスまでも考えてくださる
この日は、新社会人らしき初々しいスタッフさんも何人かいましたが、皆様、礼儀正しく上品でした。
お食事会は終始和やかでしたが、楽しさの奥には、こうした一流を経験し、サロンワークや接客に反映させてほしいという学長の想いがあります。
私もこの場を共有させていただいたこと、長年の友人でもある宮武直子さんに心から感謝しています。
Globalセラピスト学院の皆様、そして、オーベルジュ・ド・リル東京の皆様、たくさんの学びをありがとうございました。
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*オーベルジュ・ド・リル東京
お読みいただき、ありがとうございました。感謝をこめて。
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