お客様に、スムーズに試食・試飲していただくには?
「地方に行っておいしいもの食べてるんでしょう?」
全国を周ってお仕事をしていると、こんな言葉をかけられますが、実は「いいえ!」なのです。ほとんどが日帰りで、現地滞在時間は約4時間。その間はセミナーをしているので、何もできずに帰ってきます。
しかし、そんな日々にご褒美のように訪れたのが、静岡県・牧之原商工会議所でのセミナー。夜開催だったため、宿泊つきの出張で、懇親会にもお招きいただいたので、静岡グルメをたっぷり堪能できました。
・まぐろの兜焼き
・黒はんぺん(はんぺんが黒くてびっくり!)
・金目鯛のお刺身
・牧之原茶漬け(まぐろの皮とシラス入り)
コラーゲンとDHAで、お肌ぷりぷり。
とっても幸せな出張でございました。
あれれ・・・前置きの静岡グルメのお話が長くなりすぎました。
今日、お話したかったのは、「試食・試飲をスムーズにする方法」です。
静岡と言えば、お茶の産地。接客セミナーの受講者様の中にも、お茶の販売に携わる方がたくさんいらっしゃいました。
「試飲してもらうときのコツはありますか?」というご質問に対し、私が考えたこと。
「感想を聞かせていただけませんか?」が効果的
お客様は、試食・試飲をすすめられると、少なからず「買わなければいけない」という思いが芽生えます。もちろん、気軽に試すだけ、というお客様もいらっしゃいますが、試食・試飲したあとに「ごちそうさま」と、商品を買わずにその場を去る際、なんとなく気まずい後ろめたさを感じた経験、あなたもございませんか?
その思いを払しょくするために効果的なのが「感想を伺うスタンス」です。
例えば、こんな声かけはいかがでしょう?
・「新商品の試飲アンケートを行っています。ご協力いただけませんか?」
・「飲み比べをしていただいています。お味の感想をお聞かせいただけませんか?」
お客様としては「試飲して感想を言うことで、何かに貢献できるなら」という思いが芽生えますので、気軽に飲んでいただけます。しかも、商品に対する具体的な「お客様の声」をいただくチャンスにもなります。その後のお客様との会話も長続きするはずので、そこでしっかり商品の説明をすれば、購入につながる可能性も高くなります。
試食・試飲ができる商品を扱っている方は、ぜひ、お試しくださいね。