会社訪問時のコートのマナーについて
こんにちは。マナーコンサルタントの樋口智香子です。
日に日に冷え込みが増してきましたね。
寒い時期には欠かせない、コートや防寒具にまつわるマナーをお伝えします。
出勤時や会社訪問の際は、中に入る前にコートを脱いでおきます。
ビルの場合は、玄関ロビーの前で脱ぎます。
数社が入っているビルの場合は、訪問先のオフィスの前まではOKとする説もありますが、
どこで誰とすれ違うかわかりませんので、同じく玄関ロビーの前で脱ぐことをお勧めします。
脱いだコートは、裏地を表にし、コンパクトにたたんで、腕にかけて持ちます。
もともとコートには、防寒の他、雨よけ・塵よけの役割があります。
外の塵や花粉を、相手先に持ち込まない、という意味合いで、裏地を表にするのです。
相手先のオフィスでは、コンパクトにたたみ、自分のかばんの上に置いておきましょう。
どうしてもかばんの上にのらない場合は
「こちらに置かせていただいてもよろしいでしょうか。」と、
ひとこと添えて、空いている椅子の上に置きます。
ハンガーが用意されている場合は、相手に「どうぞ」と勧められてから使います。
【愛されポイント】
退出時、オフィス内で「寒いですから、こちらで上着をお召しください」と、言われることがありますね。
この場合「ありがとうございます。お言葉に甘えて、失礼します。」と、素直に従ったほうが好印象。
せっかくの相手からの思いやりですもの。
気持ちよく受けとりましょうね♡
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