登録した覚えのないメールマガジンへの対処法
こんにちは。樋口智香子です。
今日はWEBマナーのお話です。
異業種交流会などで名刺交換をしたあと、登録した覚えのないメールマガジンが次々に送られ、困惑した経験はないでしょうか。
相手の同意がないのにメ ルマガを送るという行為は、厳密に言えば特定電子メール法違反にふれる可能性があり、してはいけない行為です。
煩わしいメルマガへの対処法をお伝えします。
まずは解除、ただし業者からのメルマガは迷惑メールフォルダーへ
解除のURLが記載されていれば、不要なものは解除してしまいましょう。
知り合いからのメルマガの場合「相手を不快にさせるのでは?」と心配になりがちですが、名刺交換後すぐにメルマガが送られてくるということは、相手は不特定多数に配信しています。解除があったからといって、いちいち気にとめてはいないでしょう。
ただし、個人ではなく知らない業者からのメルマガ解除はご注意を。解除手続きをすると「このメールアドレスは有効である」と相手に知らせることにもなります。悪徳業者に利用される場合もあるので、解除はせずに迷惑メールフォルダーに入れるほか、受信拒否リストなどに入れてしまいましょう。
解除URLが無い場合、角のたたない伝え方で解除願いを
問題なのは、解除URLの記載が無く「メールマガジンが不要な方はご連絡ください」などと、文章で書いてあるケース。
名刺交換をした知り合いの場合、わざわざ解除願いの連絡するのも気がひけるし、面倒だし、このままでいいかと泣き寝入りをしてしまっている方も多いのではないでしょうか。
とはいえ、このようなケースでも、思いきって相手に連絡して、解除をしてもらいましょう。
自分は、いらないメルマガが来て、不快。相手は、せっかく書いたメールの文章を読んでもらえないどころか、相手を不快にさせている。
これではどちらも、まったくハッピーではないですものね。
お互いが心地よい状態でいられるよう、解除のお願いをしましょう。
例えば、このような文面ではいかがでしょうか。
○○様
お世話になっております。
アカデミー・なないろスタイル、樋口智香子です。
お送りいただいているメールマガジンにつきまして、ご連絡いたしました。
誠に申し上げにくいのですが、こちらの配信をお止めいただくことは可能でしょうか。
お送りいただいているメールアドレスは、業務上使用しているものであり、業務に関わる通知を優先的に受けとっております。
ご理解いただければ幸いです。
また、何かの機会にお目にかかりますのを楽しみにしております。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
または、別アドレスに送ってもらうよう、お願いする方法もあります。こちらのほうが、より、角のたたない伝え方です。
お送りいただいているアドレスは、業務上使用しているものですので、メール マガジンは下記アドレスへお送りいただけますでしょうか。
いずれにせよ、メルマ ガは不要だけど、関係性は良好にしてゆきたい、という思いが伝わるようにしましょう。
WEBマナーで、お互いが心地よく過ごせますように。
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