目上の人への「おやすみなさい」の挨拶
目上の方への「おやすみなさい」の挨拶、適切な言い方にするには?
こんにちは、樋口智香子です。
私は2つのブログを運営しています。
ひとつは、今ご覧になっているこちらのブログ。もうひとつはアメ―バブログで、今は主に女性のライフスタイルについて綴っていますが、以前はマナーについての記事も書いていました。
このアメブロの検索キーフレーズで、もっとも多いのが「おやすみなさい」に関するもの。
「おやすみなさい」を目上の人に言う方法で、お迷いの人が多いのですね。
「おやすみなさい」
この挨拶ですが、厳密に言えば、目上の人にこのまま使うのは不適切なのです。
なぜならば、「おやすみ」+「なさい」 と分解することができ、こうすると、人に”指示・命令する言葉”になるからですね。
とはいえ、既に一般的に使われているこの挨拶を、目上の人に言うのはNG!とするのはナンセンス。
そこで”他にもこんな言い方がありますよ”という意味合いで、以下をご紹介します。
例えば、社員旅行で。
上司より先に寝るときには「お先にやすませていただきます」
上司が「先に寝るよ」とおっしゃったときには「どうぞ、おやすみ下さいませ」、または「おやすみなさいませ」
このように「ませ」をつけることをオススメします。
夜間22時頃など遅い時間帯に、自分が住むマンションのエレベーターで住人の人と同乗し、自分が先に降りる場合も同様。
「おやすみなさいませ」と、ひとこと添えると好印象ですね。
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