【接客】そんな言い方しなくても・・・お客様の気持ちを沈ませる、キャッシュレス決済のひとこと
こんにちは。樋口智香子です。
キャッシュレス決済の接客エピソードをご紹介します。
物の言い方ひとつで、お客様を不快にさせてしまいますよ、というお話です。
スマホでのキャッシュレス決済、とても便利なので、使えるお店はほとんどそれで済ませています。
ある日のこと。
会計レジで、スマホをスタンバイし、いつものように「PayPayでお願いします」と伝えました。
そのお店は、バーコードを読み取るのではなく、自分のスマホでお店のQRコードを読み取って、金額を入力するという方式のレジでした。
この方法には慣れているので、いつものようにサクサク進めて、PayPay♪という軽快な音と共に決済完了。
その直後、レジスタッフの方に、こう言われました。
「支払い、大丈夫でした?画面を確認したかったんですけど。」
私は、スタッフさんに画面を見せながら決済したつもりだったのですが、サクサク進めてしまったが故に、スタッフさんには見えていなかったのですね。
これは私の注意不足。しっかり画面をお見せするべきでした。
・・・でもね。
「画面を確認したかったんですけど。」
このひとこと、なんだか違和感がありました。
スタッフさんに叱られているような気持ちになり、なんとなく後味の悪いお買い物となりました。
では、このスタッフさん、何と言えばよかったのでしょうか。
「〇〇なんですけど」「〇〇なんですが」というように、語尾を途中で止めてしまうと、威圧的な口調になってしまいます。
お客様に何か依頼をするときは「クッション言葉+語尾を疑問形」にすると、やわらかい印象になります。
先ほどのひとことなら、こう言い変えることができます。
「恐れ入りますが、もう一度、決済時の画面を拝見してもよろしいでしょうか。」
いかがでしょうか?
「画面を確認したかったんですけど。」よりも、ずっと感じがいいですね。
・語尾を途中で止めない
・依頼をするときは、クッション言葉+語尾は疑問形
ぜひ、覚えておいてくださいね。
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