好感を持たれる、お客様のご案内方法とは【青森県十和田湖・接客セミナー】
こんにちは。樋口智香子です。
青森県、十和田湖商工会にて新春セミナーの講師を務めました。
テーマは「お客様を夢中にさせる接客術~男性と女性の購買視点の違い~」です。
このセミナーは3部構成です。
・お客様に感動をもたらす接客アイデアの発掘法
・男性と女性の購買視点の違い
・女性客に喜んでいただく接客マナー
今日は、セミナー内容の中から「好感を持たれる、お客様のご案内方法」についてお伝えしますね。
お客様に「〇〇はどこですか?」と場所を尋ねられたときのご案内の方法です。
ご案内時の手の所作
「〇〇はあちらでございます」と、方向を指し示すときの手の所作に意識を向けてください。
×人差し指で指す
×親指を立てる
×手のひらが反り返るほどピンと伸ばす
これらはNGです。
感じよく見せる方法としては、親指から小指までの五本指をぴったり付け、手の中央を軽くくぼませ、手のひら全体が丸みをおびるようにします。
ピンと伸ばした手よりも、丸みをおびた手のほうが、優しく見えるからです。
近い場所ならひじを曲げ、遠い場所ならひじを伸ばし、遠近を表現しましょう。
案内する方向に、一度視線を送る
案内する方向に、一度、視線を送ることにより、お客様の理解を促します。
お客様の顔を見る
↓
案内する方向を見る
↓
もう一度、お客様の顔を見る
この3ステップです。
好感度が上がる案内時の言葉遣い
「〇〇はどこですか?」と尋ねられたら「はい。〇〇はあちらでございます」と、冒頭に「はい」という返事を添えます。
ただ単に「あちらです。」と答えると、冷たい印象を与えてしまいます。
「はい」という返事を添えることにより、お客様のお尋ね事項をいったん受けとめ、さらに「〇〇はあちらでございます」と、具体的な場所を言葉にすることで、お客様は安心感を得るのです。
「はい」と発音するときは「はい(っ)」と、小さな”っ”が入るように発音すると、はきはきとした印象になります。
*
以上、セミナー内容から「好感度が上がるお客様のご案内方法」をご紹介しました。
青森県、十和田湖商工会様では、その他いろいろな接客シーンで使える所作を実践していただきました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!
接客スキルを上げたい全ての方へ。「明日からすぐ実践できる」と高い評価をいただいています。
お客様の期待を超えるおなしから、一流の接客マナー、販売会話術、お客様タイプ別対応方法など、接客の極意をお伝えします。
◆無料メール講座◆
無料プレゼントPDF
「接客のお悩み解決!接客なんでもQ&A」付
お受け取りはこちら↓
◆研修・セミナー・講演・執筆のご依頼◆
お問い合わせフォームよりご連絡ください