【接客】キッザニアに学ぶ、お子様連れのお客様への対応
こんにちは。樋口智香子です。
先日、ある施設にてお子様連れのお客様への対応セミナーを開催しました。
その内容を、一部シェアします。
子供を、子ども扱いしない
私はかつて、キッザニア東京のスーパーバイザーとして勤務していました。
入社時から、スーパーバイザーたちには、子供と接するうえで徹底して教育された理念があります。
それは「子供を子ども扱いしない。一人前の人として接する。」というものでした。
キッザニアのCEO住谷栄之資氏は、常々こうおっしゃっていました。
「子供だましは、子供に通用しない」
大人が「相手は子供だから」と子供扱いしていることを、子供は、瞬時に見抜きます。
対等に接してもらっていないと感じれば、子供だって、本気ではなくなるのです。
社会の縮図である「職業」や「経済」を、体験を通して学べるのがキッザニア。
子供から本気度を奪ってしまうことは、絶対にあってはならないことでした。
全てのスーパーバイザーは、仕事をする上での”ちょっと先輩”という立場。
子供の名前は「〇〇くん」「〇〇ちゃん」ではなく「〇〇さん」と呼びます。
幼稚な言葉は使わず、全ての子供に敬語で話していました。
お子様にも、接客マナーを徹底する
これを、商業施設に置き換えるとどうなるか。
全ての接客スタッフに、お子様にも接客マナーを徹底することを推奨します。
接客スタッフは、近所のお兄さん・お姉さんではありません。
子供であっても”お客様”なのです。
・来店したら、きちんと挨拶する
・敬語で話す
・丁寧にお辞儀をする
こうした接客マナーを、お子様にも同じようにするのです。
例えば、お子様に声かけをするとき。
小さな女の子が、プリキュアのバッグを下げていたとしましょう。
×「こんにちは~。あ、プリキュアのバッグ~!かわいいね~、似合うね~。」
〇「いらっしゃいませ、こんにちは。プリキュアのバッグ、かわいいですね。よく、お似合いですね。」
このように、きちんと挨拶し、丁寧な言葉で話しかけるのです。
親御さんにとって、子供はかけがえのない大切な存在。
大切な子供にも、丁寧におもてなしされれば、とても嬉しいのです。
お子様にも、接客マナーを徹底する。
ぜひ、取り入れてみてくださいね。
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本日も、お読みいただきありがとうございました。
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