こう書けば大丈夫!気をつかう相手への年賀状
こんにちは、樋口智香子です。
年の瀬も迫ってまいりましたが年賀状の準備は進んでますか?
年賀状は、オールマイティに使える挨拶文を印刷して送ることが多いですね。
でも、お世話になっている方や目上の方、また年賀状のやりとりのみの知人に送る場合は、少し気遣いが欲しいものです。
そこで、お相手に応じた書き方のポイントとその文例をご紹介します。
ポイントを押さえて少し書き足すだけでも気持ちのこもった年賀状 になりますので、ぜひ参考にしてくださいね。
【会社の方へ】
会社の方への年賀状は「旧年中、お世話になったことへの御礼+新年度の仕事への意気ごみ」を添えるとよいでしょう。
丁寧な言葉遣いを意識しすぎると、定型文をそのまま載せたような、味気ない文章になってしまいます。
形式ばった挨拶よりも、具体的なシーンが浮かぶような気持ちをこめたメッセージのほうが、印象に残ります。
また、感謝の気持ちを述べる際「〇〇さんのおかげで」と、名前を呼びかけるのも効果的です。
旧年中は、誠にお世話になりまして、ありがとうございました。
移動後の不慣れな業務のなか、〇〇さんのあたたかいご指導に、何度、心を救われたかわかりません。
今年のプロジェクトは必ずや成功させますので、引き続きあたたかくお見守りください!
【遠い親戚へ】
なかなか会うことのできない遠い親戚への年賀状は「疎遠になっていることへのお詫び+家族の近況+相手を気遣う言葉」を添えるといいでしょう。
たとえ疎遠になっていたとしても「長男の〇〇は今年、高校受験です」など家族の近況を入れると「もう、そんなに大きくなったのか」といったように、身近に感じてもらうことができます。
相手への気遣いは、誰にでも言えるような定型文ではなく、相手の住む地域に由来するメッセージや、親戚ならではのエピソードを添えるなどして、気持ちが伝わる工夫をしましょう。
久しくご無沙汰しております。
お住まいの〇〇は、山々に雪が覆う頃でしょうか?
TVで雪山を見るたびに、叔父様、叔母様、お二人の笑顔を思い出します。
我が家の長女は、今年の春から小学生です。近くに住みながら、なかなか伺えずに恐縮ですが、お二人のご多幸をお祈りしています。
【年賀状のやりとりのみの知人へ】
年賀状のやりとりのみの知人へのメッセージは、「自身の近況+相手を気遣うメッセージ」を添えるとよいでしょう。
読んだ相手が楽しい気持ちになるような、明るい近況やユーモアのある近況が効果的です。
避けたいのは、「今年は一緒に〇〇しましょう!」などと、社交辞令を添えること。
年賀状だけのやりとりになっている場合、どこかわざとらしさが伝わってしまいます。
中途半端な社交辞令ではなく、連絡をとったり、会うきっかけを作れるようなメッセージを添えるとよいでしょう。
すっかりご無沙汰しておりますが、こうして年始のご挨拶をする季節となりました。
昨年は出張が多く、各地のラーメンの食べ歩きにはまってしまいました。
おいしいラーメン情報が知りたいときは、ぜひご連絡ください!
〇〇さんも、どうぞお元気でお過ごしください。
年末年始に使える「お役立ちマナー」を連続3回でお伝えしましたが、いかがでしたか?
1つでもお役に立てたら嬉しいです。
まだお読みでない方は、こちらから読んでみてくださいね。
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本日もお読みいただきありがとうございました。
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